神奈川県自転車商協同組合
Kanagawa bicycle cooperative
┃サイクリング体験記 | 著者(わらっち) 運動不足で体重70kg(身長160cm)のアラフォー男。 自転車に乗るのも20数年ぶりの自転車ド初心者。 |
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皆さまもぜひ自転車の魅力を体感してみてください! |
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サイクリング体験記(大磯・二宮周遊コース)
大磯・二宮周遊コース編 2023年11月21日
┃プロローグ | |
前回のサイクリングから約1年半、局長より声を掛けていただき久しぶりに自転車で走ることに! 今回のコースは、大磯に店舗を構える組合員の方に紹介していただいた素敵なコースを探索することにしました。 大磯から二宮の方を巡ってぐるりと一周するルートに初心者のワラッチでも大丈夫なように少しアレンジを加えました。 局長から「ヘルメットを忘れずに!」という助言を受け、ワラッチは以前に体験記番外編で紹介したヘルメットをついに使う日が来たととてもワクワク! 当日はヘルメットをリュックにしっかりと収め、待ち合わせ場所である大磯駅へ。 今回もレンタサイクルを大磯駅の目の前にある「大磯町観光協会」さんで借りることに! 自転車を準備していただき外へ出ると少し肌寒さを感じましたが、ペダルを踏み始めるとすぐに絶好のサイクリング日和へと変わっていくのでした。 |
10:00┃スタート~旧島崎藤村邸 | |
今回の旅も心弾む相棒との写真撮影から始まりました。 そして、スタート地点である大磯駅はその木造建築と歴史的魅力で「関東の駅100選」にも選ばれているそうです。 風情ある駅を後にし、まずは最初の目的地である旧島崎藤村邸へと出発! 大磯駅からわずか10分、あっという間に邸宅に到着! 島崎藤村の名前を聞くと、名前と作品名を一生懸命に覚えた受験時代の記憶が蘇りなんとも懐かしい気持ちになりました。 邸宅の案内係の方によると、この家は当時のサラリーマンの約30年分の給料に相当する額で購入されたそうで、その事実には思わずビックリ! |
10:30┃旧大隈重信別邸~こゆるぎの浜 | |
次の目的地は、明治時代の政治家である大隈重信の旧別邸です。 しかし、向かう途中にプチハプニングが・・・なんと道幅の広い国道を横断することができず遠回りを余儀なくされたのです。 さらに、別邸に到着するとさらなる驚きが待っていました。 なんと別邸は工事中で、その美しい邸宅の姿をほとんど見ることができなかったのです・・・目的地が道のどちら側にあるのか、邸宅が見学可能かどうかを前もって確認することを改めて痛感しました。 庭園は公開されていたため簡単に庭園を散策した後、私たちは足早に次なる目的地へ。 次の目的地は旧吉田茂邸だったのですが、その道中で「こゆるぎの浜」という看板が目に入ったので寄り道をすることに! 神秘的なトンネルを抜けると、そこには広大で美しい砂浜と海が広がっていました。 湘南の風を感じながら一息つく時間は、この日の旅にちょうど良い休息となりました。 |
11:00┃旧吉田茂邸~ラディアン花の丘公園 | |
小休憩を終え、今度こそ次の目的地である旧吉田茂邸へ。 広大な邸宅を一目見た瞬間に思わず「めちゃくちゃでかい!」と声を上げてしまいました。 今まで訪れたどの邸宅よりも広々としており圧倒されるほどの存在感でした。 また、訪れる観光客の多さからその人気ぶりも実感しました。 そして、次の目的地ラディアン花の丘公園へ。 これまでの近距離移動とは異なり、少し距離があるものの平坦な道のりは走るのに快適でした。 公園に到着すると多くの家族連れが過ごす姿が目に映り、ほのぼのとした気持ちに包まれ穏やかな時間が流れていました。 しかし、この後にその穏やかな時間を断ち切るような事件が起こるのでした・・・ |
12:30┃昼食~ゴール | |
ラディアン花の丘公園を後にし、少しずつ登り坂が増えてきたところで事件が発生! バッテリー残量が20%から一気に0%へ!そしてペダルがガクンッ!と急にロックされたようになってしまったのです・・・ ゴールまでアシストなしで進むというショックもあり、気持ちもガクッ!と落ち込みペダルがまるで鉛のように余計に重く感じるのでした。 ただ、この落ち込んだ気持ちを救ってくれたのが、ちょうど昼食の時間だったということです。 たまたま見つけた西部劇に出てきそうなお洒落な外観の「WANTED」さんで昼食を食べることに! そこでいただいた「チーズチキンカツレツ カレーソース」の香り高い味わいは、気持ちを切り替えてリフレッシュさせてくれました。 食事を楽しんだ後は、最後の力を振り絞ってゴールを目指すのみ! しかし、心は復活しても足はもう棒のように疲れ果てており、少しの坂でもペースは大幅に落ちてしまいました。 湘南平への寄り道も考えていたのですが、時間と体力の制約から直接ゴールへと向かうことに。 途中、憔悴しきったワラッチの不甲斐なさに同情した局長が自転車を交換してくれて、局長の助けを借りてやっとの思いでゴール! 普段から自転車に乗っている局長は、バッテリー切れの自転車でも余裕の様子でしたが、私の足はもうガクガクで立つのもやっとの状態でした・・・ |
┃おまけ | |
今回のサイクリングで残念だったのは、バッテリー切れと私の運動不足が原因で湘南平からの絶景を見逃してしまったことです。 この美しい景色は、次回サイクリングする際にリベンジできたらと思っています。 また、ワラッチの運動不足が如実に表れたサイクリングでもありました。 帰りの電車の中で足がつってしまい、痛みで顔を歪める姿を周りの乗客から変な目で見られていないか心配になりました。 次回のサイクリングまでにはしっかりトレーニングを積んで、局長をはじめ一緒に走る方に迷惑をかけないよう努力します! |